漢方や料理のアクセントに使われる「陳皮(ちんぴ)」。その爽やかな香りをスイーツに活かしたいと考え、今回はパウンドケーキに練り込んでみました。
しかし、焼き上がってみると食感はパサパサ……。理想のしっとり感には届きませんでしたが、その原因の分析と、美味しく食べるための「リカバリー方法」をレポートします。
陳皮入りパウンドケーキ レシピ (材料)
| # | 材料 | グラム(g) | カロリー(kcal) | 価格(円) |
| 1 | 小麦粉 | 60 | 221 | ¥12 |
| 2 | 卵1個 | 60 | 91 | ¥20 |
| 3 | ハチミツ | 30 | 88 | ¥62 |
| 4 | 砂糖 | 20 | 77 | ¥6 |
| 5 | キャノーラ油 | 20 | 184 | ¥7 |
| 6 | 豆乳 | 20 | 9 | ¥5 |
| 7 | 重曹 一つまみ | |||
| (合計) | 210g | 670kcal | ¥112 |
カロリーと価格は、おおよその値です。
陳皮入りパウンドケーキ レシピ (手順)
(1) 卵を、卵白と卵黄に分けます。
(2) 卵白を、ハンドミキサーで2,3分ほど混ぜた後、砂糖10gを入れ、つやが出るまで、約1分ほど混ぜました。これでメレンゲ完成。
(3) メレンゲとは別のボールに、卵黄1個、砂糖10g、油20g、豆乳20gを入れて、2, 3分間ほどハンドミキサーで混ぜました。
(4) (3)に小麦粉60g、メレンゲ、重曹一つまみを加えた後、小麦粉のダマがなくなるまで、ハンドミキサーでかき混ぜました。
(5) ここで、陳皮を入れ、ヘラでかき混ぜました。これで生地完成。
(6) (5)をケーキ型に流し込み、型の底を十数回ほどたたき (空気抜きのため)、オーブン (180℃予熱後) へ。180℃で15分間、170℃で15分間待って、焼き上がり。

(7) 粗熱をとった後に、型からパウンドケーキを外して、カット。出来上がりは、水分の量が足りなかったためか、ケーキ自体がパサパサで、味もあまり感じられませんでした。何となく、パンケーキに近かったので、ハチミツをかけたところ、おいしく食べられました。

🍰 【検証結果】パサつきの原因分析と解決策
今回の反省点:水分保持力の不足
焼き上がったケーキは、期待していたしっとり感が少なく、ややパサついた食感になりました。物理的な視点で分析すると、以下の要因が考えられます。
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水分量の計算: 豆乳20gに対して粉60g。メレンゲで膨らませてはいますが、結合水が足りず、焼きの過程で水分が飛びすぎてしまった可能性があります。
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陳皮の吸水性: 乾燥した陳皮が、生地の水分を予想以上に吸ってしまった可能性も否定できません。
美味しく食べるための「ハチミツ・リカバリー」
そのままでは味が薄く、食感もパンケーキに近い状態でしたが、**「ハチミツを後がけする」**ことで劇的に改善しました! ハチミツの保湿性と強い甘みが、陳皮のほろ苦い香りと絶妙にマッチし、上品なデザートとして美味しく完食することができました。
次回への改善メモ
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豆乳の量を5〜10g増やし、より低分子の糖分(ハチミツなど)を生地自体にも多めに配合して保水力を高める。
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焼き時間をあと3〜5分短縮し、余熱を活かす設定を試す。


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